華々しい#1ヒットに比べて愛しさ倍増!
ビルボード・ホット100で最高2位止まりだった曲のシリーズです。1970年代6曲目の愛しのNO.2ヒットは、クリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァルの「ルッキン・アウト・マイ・バック・ドア/光りある限り・・・」でした。
「ルッキン・アウト・マイ・バック・ドア/光りある限り・・・」がビルボード・ホット100で第2位まで上がったのが70年の10月3日付でした。一つ前のポピー・ファミリーの「ビリーの別れ道」が70年6月の愛しのNO.2ヒットでしたから、その間約4ヶ月の間に第2位を通った曲は、すべてNO.1ヒットだったということになりますね。
クリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァルと言えば、一足先に上げた「トラヴェリン・バンド」も愛しのNO.2ヒットでした。もっと言うと通算5枚のシングルがビルボード・ホット100で2位止まりという悲運のバンドで、この「ルッキン・アウト・マイ・バック・ドア/光りある限り・・・」はその5枚目なんですよね(^^;)
さて、2つのタイトルが併記されたこのシングル、お察しの通り「両A面」というやつです。アルバムから外れた曲や既存曲のライヴ・ヴァージョンだったりして何かと「添え物感」が強いB面曲ですが、たまに両面の曲ともクォリティが高くさらにラジオなどで甲乙つけがたい人気が出たりすると「両A面」扱いになることがあったのです。
このシングルもその例の一つで、カントリー風味が強い「ルッキン・アウト・マイ・バック・ドア」とちょっとブルージーな「光りある限り・・・」の両方ともが大人気となっていたことをうかがわせます。
「ルッキン・アウト・マイ・バック・ドア/光りある限り・・・」は70年8月8日付のビルボード・ホット100で56位という高い位置で初登場。
2位にいたのは1週だけで、翌10月10日付では7位までランクダウンしていました。頭上の敵は Diana Ross の「Ain't No Mountain High Enough」でした。ピークが1週間ずれていたら、クリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァルもNO.1ヒットになっていたでしょうね(^^;)
4コメント
2020.02.04 13:01
2020.02.04 10:26
2020.02.03 13:19