10月最初の井戸曜日がやって来ました。
【井戸探偵】は日本各地26都道府県の井戸を記録しています。先週は北海道の井戸をお届けしましたが、今週は一気に日本の最南端、沖縄県へと移動します。
沖縄では、井戸や湧き水を「カー(川)」と呼んでいて、特に両者の区別はしていない模様。井戸や湧き水は貴重な水を与えて下さる井戸神様が宿っている聖なる場所ということで、拝所(うがんじゅ)として神を祀っていることが多いのです。
今回の舞台は!
南城市は沖縄本島の南部に位置する人口4万人ほどの市で、自然豊かなのどかな地域という印象でした。那覇のバスターミナルからバスに乗って、同一系統なのになぜか途中で車両の交換で乗り換えたりして1時間ほどで、今回のターゲットの知念地区に到着です。
ほどなく岩壁に到達。近くには拝所もありました。
水場からは今でも澄んだ水が湧いていましたね~! 山肌の湧き水は寿命が長いです。
石垣とコンクリートの構造物で守られた水場。
水量豊富ですが、水は濁っていました。
中を覗くと澄んだ水が出ていました。
共同水道の跡のようですが、すっかり木や草に埋もれてしまいました(><)
今でも水は出ていますが、水量は少な目。
『ウファカル』の看板に従って進んで行きますが・・・・
この先に本当に水場なんてあるのかいな!?!?
恐る恐る歩いて行くと、ようやく開けた場所に着きました。
こちらが『ウファカル』。稲作発祥の地と言われています!
集落への道沿いにあるのが『知念ウッカー(大川)』です。
『ウファカル』から湧き出た水がここに流れて来ます。
水源が良いため水量は豊富。
最後は集落へ続く道に出ました。『知念ウッカー(大川)』を訪れる見学者は、普通はこちら側からアクセスしますよね(^^;)
「井戸探偵さん、好き好き~💛」
逃げないニャンコ先生は可愛い。いつもなでなでしてあげます(^^)
4コメント
2019.10.07 05:40
2019.10.07 02:31
2019.10.05 13:25