【井戸探偵】の井戸コレ！　００４：北海道開拓の村とラベンダーイーストの井戸

　９月最後の「井戸曜日」は、「【井戸探偵】in 北海道」をお届けしましょう。

　【井戸探偵】は日本全国の井戸を探索しています。現時点で北海道から沖縄まで全国26都道府県の井戸、計3,814本を記録していて、順次当井戸コレでアップしていく予定です。

　今週は今年の夏に取材したばかりの北海道の井戸をご紹介します。舞台は２ヶ所で、まずは

　『北海道開拓の村』 は、北海道開拓にまつわる建造物を移築・再現した野外博物館で、昭和58年に開村しました。この夏から完全禁煙になったということで、すごくイイ！

　開拓には水が不可欠ということで、井戸もいくつか再現されていました。

　立派な釣瓶井戸です。井戸枠が木製ですね。

　井戸は運べませんが、ちゃんとしたに穴が掘ってあります（＾＾）

　てこの原理を活かした “はね釣瓶の井戸” と言います。

　釣瓶も井戸枠も木製。

　そしてここにもちゃんと井戸が掘ってあるんです！

　今回の私の発見。この “はね釣瓶の井戸” を超小型化すると手漕ぎポンプになるではありませんか！

　しっかりした釣瓶井戸だね～！

　滑車もちゃんと保存されていますよ。

　ここもちゃんと掘ってある。復元に対する真剣みが感じられます。

　屋根付きの井戸小屋。ガチャポンのシルエットが見えています。

　①～③の「掘り抜き井戸」と違って、「打ち込み井戸」ですね。

　鋳物製のガチャポンは大正８年に発明されたんだ！

　マークは安心の “川本式” です（＾＾）

　試しに漕いでみたところ、ちゃんと水が出ました。

　すごいぞ “川本式”！

　さあ、２ヶ所目に行きましょう！

　ここではまったくの偶然に井戸を見つけました。どこに出掛けても井戸と出会ってしまう【井戸探偵】の運命（さだめ）を感じました。

　画像の左下をご覧ください。あれは････？

　手漕ぎポンプの井戸じゃないかな？

　間違いないね🎵

　よく周りを見ると････

　兄弟発見！

　展望台から下りて近づくと、なんと「３兄弟」でした！

　ブルーの「SUNTIGER」でした！

　冬には凍結してしまうため井戸が少ない印象のある北海道でしたが、こうして手漕ぎポンプ付きの井戸を見つけたことにより、北海道でも本格的に【井戸探偵】しようと決意しました。